デザートワインを飲むタイミングと保存方法

dessert wine storage

ショップに立っていると、デザートワインを飲むタイミングと保存方法、あわせるおつまみ、この3つをよく聞かれます。
今回は、飲むタイミングと保存方法のお話です。

 


デザートワインを飲むタイミング

いつ飲んでもいいですよ、といつもお伝えしています。
もちろんアルコールが入っている飲み物ですので、お仕事前や運転前はお控えいただきたいですが、そういったタイミングを除けば好きなタイミングで飲んでいいんです。

一般的には食後の〆に飲むことが多いのですが、下北沢ワインショップでは、15時のおやつのタイミングで飲むのもオススメしています。
濃厚な味わいは少量で満足感を得られる為、飲みすぎて夜が潰れるなどの心配も少ないですよ。
デザートワインとともに過ごす休日の午後などいかがでしょうか?

 


デザートワインの飲み方

飲むタイミング同様、どうやって飲んでいただいても大丈夫です。
冷やした方がいいですか?という質問も多くいただきますが、これも自由です。
常温のときの味わいと冷やしたときの味わいの違いを楽しむのも面白いですよ。

参考までにデザートワインの味わい違いでおすすめの飲み方をご紹介します。

 

爽やかフルーティータイプ

マスカットやモモなどフルーツ感をメインに感じるタイプをしっかりめに冷やすと、身体に甘さがスーッと広がる様な優しい飲み口になります。
リコッタチーズなど軽めのチーズや、フルーツタルトなどと合わせるのがおすすめです。

常温だと冷えている時よりもフルーツの甘みをしっかり感じます。チーズケーキに合わせたくなります。

 

糖度しっかり濃厚タイプ

はちみつやキャラメルを感じるデザートワインは、そのこってりさを楽しむとするならば常温でどうぞ。
夜のまったりモードのお供に、白カビチーズと濃厚なデザートワインは最高の組み合わせです。

このタイプを冷やすと、トロッとしたシロップのようになります。
バニラアイスにかけて子供には言えない秘密のデザートにするのもおすすめです。

 


デザートワインの保管方法

デザートワイン棚

最後に保管方法です。
まず大切なのは、窓の隣に置かないこと。
ワインは太陽の光や熱に弱いです。次に冷蔵庫などの横も避けていただきたい場所です。
庫内を冷やすためにパワーを使う冷蔵庫の周りは、温度が高くなっていることが往々にしてあるので避けるがベターです。

ではどうすれば良いか。ご自宅に涼しくて(20度以下)、太陽の光が当たらない部屋があればそこへ。
長期保存は難しいですが、購入後数ヶ月であればまず問題ないかと思います。

ですが、そんな部屋存在しない方のほうが多いかと思います。
実は難しいことを考えず、気軽に冷蔵庫で大丈夫です。振動もワインにとってはストレスなので、もし冷蔵庫のスペースに余裕のある方はドアポケット以外をお勧めします。
ただ、高さのあるワインボトルはドアポケットにしか入らない場合もありますよね。
入れちゃいましょう。
これを書いているショップスタッフの冷蔵庫のドアポケットにはワインが並んでます。

もちろん冷蔵庫で何年もは無理なのですが、最初は難しいこと考えず買って飲んでみることが大切です。
冷蔵庫を開けたら甘くて美味しいワインがある、小さくて大きい幸せです。

 

Tsubura Shingu  新宮瞳

Shimokitazawa Wine Shop 下北沢ワインショップ
下北沢/東京都世田谷区北沢2-10-20 ミカン下北 D-201
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