ルドルフ ファウス ウーデンハイマー ゾンネンベルク リースリング アイスヴァイン 2018

ルドルフ・ファウス/ウーデンハイマー・ゾンネンベルク・リースリング・アイスヴァイン

Rudolf Fauth Udenheimer Sonnenberg Riesling Eiswein 2018

ルドルフ ファウス ウーデンハイマー ゾンネンベルク リースリング アイスヴァイン 2018
¥4400 tax incl.

 


Product/商品情報

産地:ドイツ・ラインヘッセン
品種:リースリング
分類:アイスワイン
残糖:188.3g/L
備考: 気温マイナス7℃以下で収穫しなければならないアイスヴァイン。
このワインの収穫は2019年1月22日に終了しました。
ルドルフ・ファウスの歴史上ここまで収穫が遅くなったのは初めてだそう。
凍ったままワイナリーへと運び圧搾。しっかりと凍るのを辛抱強くまったおかげで、非常に凝縮感のある仕上がりとなっています。

ファウス家は300年以上の歴史を誇る家系で、15世紀のウーデンハイム村の年代記にはすでにファウスの名前があります。
ワイナリー創業は1732年。現オーナーのルドルフ ファウスはガイゼンハイムのワイン学校やラインガウのシュロス ヨハニスベルグでの修行でワイン造りを学びました。
当初は父親ハインツとワイン造りを行っていましたが、現在はハインツは引退、ルドルフが引き継いでいます。

ファウスはウーデンハイム地区の100以上の異なる区画にまたがるように25haの畑を持っており、土壌と傾斜に適応した様々なブドウ品種を栽培しています。
そのうちの2/3は白ぶどう品種で、リースリング、シルヴァーナー、シャルドネが中心ですが、この地で最高の品質を生み出すショイレーベなども植えています。
白ワインは個々のブドウ品種の特徴を明確に引き出し、一口ごとに感じられるようなワイン造りを行っています。
赤ブドウ品種はピノ ノワールをメインにメルローやカベルネ ソーヴィニヨン、ドルンフェルダーなども育てています。完璧な熟成と風味のために、大樽の古樽と新樽のバリックを採用しています。

そして、ルドルフが特にこだわりを持って造っているのがアイスワインです。
1974年に父親ハインツがアイスワインを造りはじめたのをきっかけに、多少の例外はあったものの毎年アイスワインに挑戦し続けています。良いアイスワインをつくるためには、まず第一にブドウが健康でなければなりません。
貴腐菌が付き乾燥したブドウはトロッケンベーレンアウスレーゼやベーレンアウスレーゼとして収穫します。
アイスワインとしてのベストは水分がのこり黄金色の状態で凍ることです。
そうすることでフレッシュな果実味と酸のバランスが取れたワインを造ることができます。

近頃は温暖化により自然条件が厳しくなってきたことでベストなブドウの収穫がむずかしくなってきています。
ルドルフが主導でワイン造りを始めてからは2012年と2016年、そして現行ヴィンテージの2018年にしか造ることができていませんが、毎年アイスワインを造るための準備は欠かさず行っています。
アイスワインはファウス家にとって伝統なのです。

 


Note/テイスティングノート

柑橘のはちみつ漬けから始まり洋梨や桃のコンポート、ドライなトロピカルフルーツもしっかりと広がります。
アイスワインならではの凝縮したマスカットは思わず甘い!おいしい!と素直に感じます。
軽やかな口当たりはチーズとフルーツをマリネして合わせたい1本。

 

Tsubura Shingu  新宮瞳

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